第1回 鵜島一丁櫓競漕大海公式記録
2006年8月12日払暁、姿を現した戦闘艇
・・・いまどき、一丁櫓船の競漕が行われるなどと夢にも思わなかった・・・と、孤島の老人は夕暮れの海を見つめながら言った。そしてその夢のような出来事が、たくさんの人々の協力により実現したのである、これはその記録である。 |
この週は台風も直前に進路を変え、能島海郷は天候に恵まれ競技会の準備は順調に進み、競技会初日2006年8月12日に鵜島港南海域では公式練習とノミネートされなかった選手の予選会が敢行された。 競技の安全性確保の為にアルペンスキー・ダンヒル競技と同様、公式練習が義務づけられた。複数の一丁櫓が併走する競漕は競技会関係者が知る限り、ノミネートされたベテラン選手といえども、事実上初めての体験であるからなのだ。 |
公式練習が明けた翌13日の本選では最初に、前日予選を通過した15名の選手による本選出場を賭けた前哨戦からはじめらる。競技は三艘競漕によるトーナメント方式なので、1着になったもの5名が本選へ出場することになる。 |
本選の競争開始、戦闘海域に突入!
鵜島一丁櫓競漕大海の成績 以下に準決勝出場者9名と決勝戦出場は3名の成績を挙げる。
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